1.概要

1999年6月、山陽新幹線福岡トンネルでコンクリート魂が落下し走行中の新幹線を直撃する事故が発生又、同年10月、11月に山陽新幹線北九州トンネル、室蘭本線礼文トンネルに於いても同様な事故が発生し大きな社会問題になりました。

原因は、アルカリ骨材反応、コールドジョイント等と報道されましたが複合的要因と考えられます。

土木学会コンクリート標準示方書(2002年改訂版)の大きな特徴は「性能照査型」であります。要約すると『規定書通りの構造物を作る事が基本ですが、日本の土木技術者がコンクリートの性状を理解し、新技術、施工方法を駆使しより優れた永久構造物を作る事』です。

最終的に構造物はコンクリートの塊です、コンクリートの性状を根本的に理解し施工計画段階から「配合、運搬、打設、養生」の検討(照査)が必要であります。

最近の発注状況は総合評価落札方式で、高度技術提案型が普及しております。
「覆工コンクリートの仕上げ対策、耐久性の向上」…北陸地方整備局
「コンクリートの品質向上」…東日本高速道路
「覆工コンクリートの長期耐久性の向上」…北海道
上記現場がVE提案の対象になっております、発注者側も覆工コンクリートの長期耐久性向上に対して前向きであります。

又、今後益々総合評価落札方式の発注者が増加すると考えられます。

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