「トラミッキー養生カバー」運搬時における生コン温度の変化抑制

「トラミッキー養生カバー」運搬時における生コン温度の変化抑制

高品質コンクリート=生コン運搬時から!!

■資料

トラミッキーカバー(実証試験報告書)  トラミッキーカバー(取扱説明書)

本製品は、ミキサー車のドラムを覆う専用カバーです。ドラムを養生することで、品質変化やスランプ低下を抑制し、施工品質の向上に貢献します。

※ご使用上の注意

本カバーは温気や水分を逃しにくくする構造のため、長時間使用したまま放置するとドラム表面のサビや汚れの固着が生じる場合があります。従って、使用者の責任において、適時取り外しや洗浄などのメンテナンスを行っていただく必要があります。当社はこれらによる損害について免責とさせていただきます。

実績

  • 平成15年度 国土交通省関東地方整備局/東急建設(川原湯トンネル)において、最優秀工事技術者による品質管理の一例として、トラミッキーカバーが採用されました。

材質:発砲ポリエチレン5㎜付き両面PEシート(断熱係数:0.035kcal/mh℃)

温度・スランプの変化を抑制

暑中施工時の温度・スランプの変化比較

寒中施工時の温度・スランプの変化比較

詳細データ(寒中コンクリート条件下での測定)

条件

  1. 運搬時間:40分

  2. 場所:北海道

※生コンの温度差(℃):出荷

時温度-現地着温度

 

詳細データ(暑中コンクリート条件下での測定結果)

条件

  1. 運搬時間:平均60分

  2. 気象:晴れ

  3. 場所:北海道

※生コンの温度差(㎝):出荷時スランプ-現地着スランプ

温度解析結果からひび割れ指数の関係打設月が5月から9月に打設するコンクリートのひび割れ係数は1.2以下となり、

ひび割れの発生する確率が60%となる。即ち、温度応力の発生が夏場に謙虚に現れる。

結論

  1. 夏場のコンクリート打設は、冬場よりもひび割れの発生確率が高い。

  2. 夏場は温度応力を受けやすく、温度勾配が大きい。

対策

  1. 打設温度をできるだけ下げる。

  2. 脱型後の適切な養生を行う。

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